U.移動モンスター編
1.モンスターの生態
Tで触れたようにモンスターには移動モンスターと固定モンスターの2タイプが存在します。
固定モンスターは無差別にその場に居るリヴリーを襲う上に非常にレベルが高く危険なのでここでは触れない事にします。
一方移動モンスター(以下移動モン)のモンスターは殆どがレベルも低く手を出したリヴリーしか襲いません。
下に移動モンの性質をまとめてみました。(■は固定モンスターと共通の性質)
- 10分おきに個人の島をランダムに放浪
- 攻撃を受けると攻撃したリヴリーに5秒以内に反撃、以後5秒間隔で反撃を続ける。
他のリヴから新たに攻撃を受けると目標をそのリヴに変更する。
- 攻撃したリヴリーが一度その島から去ると再び現れても攻撃しない。
ただし去ってから再び現れるまでの間隔が短すぎると攻撃する事がある。
- 攻撃技を受けると技に応じた値だけストレス値が上昇。(放浪後も継続)
100%を超えると気絶し、そのモンスターのLv×20のdoodooを吐き出す。
- レベルが高いほどストレス値が上昇しにくい(=しぶとい)。
- 50%の確率で反撃を失敗する。(未確認)
2.モンスターの種類
移動モンスターの大部分がスズメバチ、ジョロウグモ、オオカマキリです。
種類による性質の違い(スズメバチは反撃が早い、ジョロウグモは執念深い…など)は今のところ確認されていません。
スズメバチとジョロウグモに関しては色、名前、レベルの異なる希少種も稀に出現しますが、
レベルが高く一人ではなかなか倒せないのでここでは省略します。
主な移動モンスター
グラフィック | モンスター名 |
レベル | 竜巻1発のダメージ(※) |
| スズメバチ |
8 | 約6% |
| ジョロウグモ |
10
11(まれ) | 約5% |
| オオカマキリ |
12 | 約4% |
※技の威力はリヴリーのレベルに比例して上昇します。データは覚えて間もない頃のもの。
この表で注目すべきなのは竜巻の威力です。
これから逆算するとスズメバチは17回、ジョロウグモは20発、オオカマキリは25発くらいでそれぞれ倒せる事になります。
さらに同じモンスターと戦い続けられるのは最大10分ですから、素早く仕掛けて行かないと倒せない事が分かると思います。
その方法については下で詳しく紹介します。
3.対処法
基本的に移動モンは手を出さなければ無害な存在です(「1.モンスターの生態」参照)。
よって倒す自信が無かったり絶対怪我をしたくない時は無視するのが一番です。虫だけに。
さて、前置きはこれくらいにしてそろそろこのページのメインであるモンスターの倒し方について語っていきたいと思います。
モンスターを安全に倒す場合、生態からも分かるように「攻撃⇒逃げる⇒攻撃…」を繰り返すのが非常に有効です。
一般的にこの戦法をヒット&アウェイ戦法と呼びます。この場合使う技の威力が重要になってきます。
これについては誤解が多いようですが、技の威力は「竜巻>氷の息吹>ハンマー>雷>投石」のような関係になっています。
なぜ「ハンマー>雷」なのか疑問に思う人もいるでしょう。
これは「連射が利くか利かないか」です。
つまり一定の時間ハンマーと雷を打ち続けた場合、レベルにもよりますが普通は雷の方がトータルのダメージは大きくなります。
しかしここではあくまで1発当てて素早く逃げる事が重要なので、連射性は不要です。
よって以下の戦法では威力最強の竜巻を使うものとします。
(1)コピペ戦法
とある方から教わった戦法です。
メモ帳などにあらかじめコマンドを入力しておき、それを素早くコピー&ペーストして戦っていきます。
一部の移動モンスターについては技インデックスを作成しましたので活用して下さい。
- モンスターを発見した島をブックマーク
- メモ帳などに攻撃技(/stormなど)と移動技(/homeなど)を入力しておく
- リヴリーのコマンド入力欄に攻撃技をコピー&ペースト
- 移動技をコピー(ペーストはしない)
- カーソルをコマンド欄へ
- [Enter]、[Ctrl]+[v]、[Enter]の順でキーを素早く押す
- 他の島に飛ぶので、ブックマークからモンスターの居た島へ復帰
- 3へ(以下繰り返し)
長所…素早く戦える。だいたいの環境で実行出来る。
短所…疲れる。キー入力を誤りやすく、その場合ほぼ確実に噛まれる。
比較的噛まれやすい。
総合評価:★★★☆☆
(2)コピペ戦法・改
先ほどの戦法を改良したものです。なおこの戦法にはPC用ゲームパッドが要ります。
さらにJoyToKey(フリー)というソフトを使います。
いわゆる違反ツールではありません、念のため。
このソフトを用いると1つのボタンに最大3つのキー入力を割り当てる事が出来ます。
これを利用して[Ctrl]+[v]などの誤りやすい入力をワンタッチで行えるようにします。
なおここでは以下のように割り当てられているものとします。
- ボタン1 … [Ctrl]+[v]
- ボタン2 … [Ctrl]+[v]+[Enter]
- ボタン3 … [Enter]
もう説明するまでも無いですね。つまり(1)の3と6の操作をボタンで行えば良いわけです。
長所…かなり速い。ミスをしにくい。手元で操作できる。まず噛まれない。
短所…当然ゲームパッドが必要。
総合評価:★★★★★
(3)G.L.Lボタン戦法
GLLに入会しているとリヴリー飼育コントローラーの右端に「GLL」と書かれた赤いボタン(以後GLLボタン)が出現します。
これをクリックするとGLL中央広場という所へ飛ぶ事が出来ます。これを移動技として代用する戦法です。
- モンスターを発見した島をブックマーク
- 攻撃技をコマンド欄に入力&コピー(2回目以降はこれをペースト)。
- カーソルはコマンド欄に、マウスポインタはGLLボタンの上に持っていく。
- [Enter]、GLLボタンの順で素早く押す。
- 中央広場に移動するので、ブックマークからモンスターの居た島へ復帰。
- 2へ(以下繰り返し)
長所…最速。準備が少ない。疲れない。
短所…当然GLL会員である事が絶対条件。GLL中央広場は重い。
総合評価:★★★★☆
(追記)
05/03/30よりG.L.Lボタン同様にクリックするだけで「案内パーク」という場所に飛べる、
案内パークボタン(仮)が追加されました。
これによりG.L.L会員でなくてもこの戦法が使えるようになりました。
やり方は手順4で「GLLボタン」の代わりに「案内パークボタン」を使うだけです。
4.結論
(1)は何度も試みましたが結構噛まれます。とは言え無策で戦うよりはずっと安全です。
(2)は実行できる環境さえあれば非常に安全で高速な戦法です。(私はこれで戦っています)
(3)は最速かつお手軽。ただし安全面では(2)に劣るような気がします。
以上から(2)がベストと言えます。
しかし案内パークボタンの出現により、
以前は有料ユーザーの特権だった(3)が無料ユーザーにも実行できるようになった事もあり、
よほどのモンスターマニアで無い限り(3)を使うのがベターです。
もちろん既に(2)を実行できる環境があるならそちらで戦った方がいいのは言うまでもありません。
ここでは私の好みでゲームパッドを使っていますが、
これを使わなくても似たような戦法は出来ると思います。
色々工夫してみて下さい。
(追記)
キーボード用ユーティリティソフトを使っても同じ事が出来るようです。
と言うよりどう考えてもこちらを使うのが本道です(笑
ただこれらのソフトは恐らくカーネルをいじると思われるので、
使用する際は注意書きをよく読み慎重に扱ってください。
+++余談+++
もしゲームパッドを買われたら是非マッスルファイトで遊んでみて下さい。
フリーとは思えないほど質の高い作品です。宣伝許してね。肉好きなんで(笑
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